Phantomistique別館用のブログです。
ボイス活動について語ります。
Posted by ギンギツネ - 2008.01.18,Fri
1/18 23:00までのメールには、すべて返信させていただきました。
メールが届いていないという方は、事故の可能性がございます。
お手数ですが、BBSまたは拍手にてご報告いただけますでしょうか?
こんばんは、ギンギツネです。
本職の方で、ちょっと動きがありそうです。
テキスト関連のお仕事が回ってくるのは非常にありがたいことで、公私ともに充実させていきたいと思います。
さて、企画と関係のないお話はここまでにして、今日は、BBSにいただいたご質問のご紹介です。
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■ロゴのイメージについて
ロゴのデザイン、色、モチーフに関して、こちらで想定しているイメージはございません。
恐縮ですが、storyページや台本を参考にしていただき、応募者さまのご自由なイメージにて表現していただきたく考えております。
どうかよろしくお願いいたします。
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もう一点、編集作業に関してご質問とご指摘、アドバイスをいただきました。
こちらにつきましては、BBSでの回答を転載いたします。
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■スケジュールに関して
3週間での公開は、お聴きくださる皆さまをあまりお待たせしたくないという思いから、私がボイスドラマ企画に期待する更新ペースとして設定しております。
また、ご応募を考えてくださる皆様にとりましても、スケジュールが明確であることは応募の必須条件であると考え、現時点でのスケジュールを明記させていただきました。
ですが、スケジュールには更新や変更が出てまいりますことも、承知しておりますので、Recruitページにて、CV、編集に関しては変動がある可能性を挙げさせていただいております。(この場合も、絵師様、作曲者様、ボーカル様に関しては、当初のスケジュールにてすすめていただき、終了次第完了という形での対応を予定しております。もちろん、ご希望があればスケジュール変動の分、〆切には余裕をつくれます)
結論といたしまして、当企画ではCV・編集作業の遅れがでた場合、リスケジューリングを実施し、公開時期を変更させていただきます。その場合も、企画完成を第一としますので、各話公開にあたり、6週間以上の時間をかけることはありません。
6週間以内で完成できるクオリティのものを、当企画の完成品とさせていただきます。
■作業分担につきまして
当企画では「スタッフの成長」をコンセプトとして掲げております。
公開する作品である以上、聴いてくださる方の満足を目指すことを忘れるべきではありませんが、有志での制作であることから、完成品のクオリティよりも、スタッフの試行錯誤と成長を主眼に据えさせていただきました。
要項内にて、編集作業の内容を8項目挙げておりますが、これを完全に別個に分担するという意味ではなく、応募者様の可能な作業を明確にしていただくことが目的です。
募集完了後、選考の段階にて具体的な作業分担を決定してまいりますが、まず、ボイス接続まではお一人に担当いただき、SE・BGM処理および挿入作業をもうお一方にお願いする、という程度の割り振りを理想的な形として考えております。
多くの方にご応募、ご参加いただける場合でも、一つの回の編集に大勢で関わっていただくのではなく、アドバイスいただきましたように、その場合は各話ごとに担当を分けさせていただくつもりでおります。
たしかに効率が悪いやり方ですし、経験者の方におまかせした方が、スケジュール的にもクオリティ的にも間違いなく完成度の高いものとなるとは思います。ですがそれでも、当企画では、経験や技術よりも、やる気を重視して、作業分担させていただくつもりです。
そのなかで、経験者様にはご面倒かとは思いますが、初心者の技術的質問や相談にのっていただければと考えております。
なお、6週間というリミットを厳守するために、進捗管理は毎週末、私が責任をもって実施し(具体的には、その時点での作品をご提出いただきます)、それをもってスケジュールの見通しを確認、必要があれば人員の再アサインを行います。
ご指摘いただいた点はまったく正しいことですし、聴く方のためには少しでもクオリティの高いものを提供すべきである、というご意見には私も異論はございません。ですが、最初は誰でも初心者であること、その初心者が成長していくためには、個々人のスキルを把握しつつ、互助努力により互いを師として成長していくことが有効であると考え、今回は上記のような方針にてすすめさせていただきます。
■企画者の編集経験
正直に申し上げまして、私は素人です。
編集者として参加した企画もこれまでありませんので、もっぱら今回の企画のための練習として、5~10分程度の試作品を3つ完成させているのみです。
また、ボイスドラマの企画をするのもはじめてです。
ですから、実現可能性、完成についてご心配を抱かれるのも当然のことと思います。
唯一私が技術をお約束できますのは、シナリオと工程管理部門です。
当企画の編集作業では、スケジュール実現のためにも、私が関わる部分が多くなることを想定しております。したがいまして、ご指摘のとおり、経験ある編集者様のお力をお借りできない場合、正直、編集のクオリティはけして期待できるものにはならないとお考えください。
こちらも長くなり、大変申し訳ございません。
ご質問、疑問におこたえできていれば良いのですが……
最後に、当企画運営における優先順位を明記させていただきます。
①完成
②スタッフの技術向上
③クオリティ
クリエイティブな活動において、完成させることは成長へのもっとも重要なステップであるとの考えから、完成を第一の優先事項とさせていただいております。
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えー、長くなりました、ごめんなさい。
まとめると、「殺戮の国のアリス」の目的は、効率が悪くても、最終的なクオリティに不満が残っても、とにかくスタッフが試行錯誤しながら完成・公開することです。
とにかく、完成させること。
技術的に拙い部分や失敗や心残りがあれば、それも結果として受け止め、反省して次に生かすこと。
この企画で試行錯誤した経験が、今後の皆さんの活動に役立てられれば、この企画には大きな意味があったと胸を張って言える、と私は考えています。
これは、私がものづくりの仕事をしているからとくに思うことなのかもしれませんが、納期に間に合わせることはとても大切です。
時間をかければ、たしかにクオリティは上がるかもしれません。
けれど、クオリティの追求はあまりに際限がないのです。
妥協はけして悪いことではないと思います。
制限時間内で精一杯取り組む。力をいれてこだわり抜く部分があることは大切ですが、妥協してでも完成させるバランス感覚はとても大切です。
たとえば、今回の企画はアクションシーンが多く、様々なSEが必要になります。
SE探しはとても大変で、本当にしっくりくる音にはなかなかめぐり合えません。
時間も根気もいる作業です。
でも、ここはある程度妥協の必要な作業だと私は割り切っている部分があります。
演劇の経験があるからかもしれませんが、今回のドラマで私が一番こだわりたいのは、やはりCV様の声の演技そのものです。
ノイズがひどいものは処理し、音量を揃えてボイスを接続し、間を考えて声だけのドラマを作る。
私が編集を担当するときは、この声だけのドラマにもっとも力をいれるつもりです。
(ですから、リテイクはかなり細かいかもしれません……)
ここに注力するために、SEやBGMは多少妥協しても一通り揃えておきます。
探すのを後回しにはしません。先にやってしまわないと、結局時間が足りなくなるからです。
そして、ある程度、仮でもいいので完成させてから、あとは時間が許す限り優先順位の高い音から調整をいれていきます。
大切なのは、どんな時も優先順位を忘れないことだと思います。
妥協にはいろいろな理由があります。
時間がないから。
技術がないから。
予算がないから。
人が足りないから。
ないならないで仕方がありません。
あるものでなんとかするしかありません。
「ないからやめる」で完成しないことに比べたら、ありあわせでも完成させることの意味はずっと大きいというのが私の信念です。
最後までやらなかったら、何が本当に足りなかったのか、わからないままになってしまうと思います。
わからないままでは対策がたてられず、何も変わらないままです。
でも、失敗しても、最後までやりとげれば、次に何をすべきか見えてくるかもしれません。
ですが、これはあくまでも私の一個人の考え方です。
こんなの100%間違ってる! という意見の方だって、きっといるはずです。
ですがもしも、もしもちょっとでも感じるところがあったら、その方には是非この企画に一緒に取り組んでいただきたく思います。
たいていのものは、なければないで、代用するなりガマンするなり、方法はあります。
ただ、どうしても代用がきかない、なくては困るというものもあるのです。
それは「やる気」です。
精神論が嫌いなら「責任」と言い換えるのもアリでしょう。
理想とする形にならないことがわかっても、なんとかして完成にこぎつけることができるか。
飽きてきて、はじめの頃の情熱が薄れてきたとき、それでも投げ出さずにやり遂げられるか。
あいにく「やる気」と「責任」を証明する手段はありません。
だからこそ、何よりも大切なのかもしれません。
なんだかとても長いうえに、偉そうな話になってしまったかもしれません……
ご不快に感じる方がいらしたら、心からお詫びいたします。
では、失礼いたします。
メールが届いていないという方は、事故の可能性がございます。
お手数ですが、BBSまたは拍手にてご報告いただけますでしょうか?
こんばんは、ギンギツネです。
本職の方で、ちょっと動きがありそうです。
テキスト関連のお仕事が回ってくるのは非常にありがたいことで、公私ともに充実させていきたいと思います。
さて、企画と関係のないお話はここまでにして、今日は、BBSにいただいたご質問のご紹介です。
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■ロゴのイメージについて
ロゴのデザイン、色、モチーフに関して、こちらで想定しているイメージはございません。
恐縮ですが、storyページや台本を参考にしていただき、応募者さまのご自由なイメージにて表現していただきたく考えております。
どうかよろしくお願いいたします。
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もう一点、編集作業に関してご質問とご指摘、アドバイスをいただきました。
こちらにつきましては、BBSでの回答を転載いたします。
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■スケジュールに関して
3週間での公開は、お聴きくださる皆さまをあまりお待たせしたくないという思いから、私がボイスドラマ企画に期待する更新ペースとして設定しております。
また、ご応募を考えてくださる皆様にとりましても、スケジュールが明確であることは応募の必須条件であると考え、現時点でのスケジュールを明記させていただきました。
ですが、スケジュールには更新や変更が出てまいりますことも、承知しておりますので、Recruitページにて、CV、編集に関しては変動がある可能性を挙げさせていただいております。(この場合も、絵師様、作曲者様、ボーカル様に関しては、当初のスケジュールにてすすめていただき、終了次第完了という形での対応を予定しております。もちろん、ご希望があればスケジュール変動の分、〆切には余裕をつくれます)
結論といたしまして、当企画ではCV・編集作業の遅れがでた場合、リスケジューリングを実施し、公開時期を変更させていただきます。その場合も、企画完成を第一としますので、各話公開にあたり、6週間以上の時間をかけることはありません。
6週間以内で完成できるクオリティのものを、当企画の完成品とさせていただきます。
■作業分担につきまして
当企画では「スタッフの成長」をコンセプトとして掲げております。
公開する作品である以上、聴いてくださる方の満足を目指すことを忘れるべきではありませんが、有志での制作であることから、完成品のクオリティよりも、スタッフの試行錯誤と成長を主眼に据えさせていただきました。
要項内にて、編集作業の内容を8項目挙げておりますが、これを完全に別個に分担するという意味ではなく、応募者様の可能な作業を明確にしていただくことが目的です。
募集完了後、選考の段階にて具体的な作業分担を決定してまいりますが、まず、ボイス接続まではお一人に担当いただき、SE・BGM処理および挿入作業をもうお一方にお願いする、という程度の割り振りを理想的な形として考えております。
多くの方にご応募、ご参加いただける場合でも、一つの回の編集に大勢で関わっていただくのではなく、アドバイスいただきましたように、その場合は各話ごとに担当を分けさせていただくつもりでおります。
たしかに効率が悪いやり方ですし、経験者の方におまかせした方が、スケジュール的にもクオリティ的にも間違いなく完成度の高いものとなるとは思います。ですがそれでも、当企画では、経験や技術よりも、やる気を重視して、作業分担させていただくつもりです。
そのなかで、経験者様にはご面倒かとは思いますが、初心者の技術的質問や相談にのっていただければと考えております。
なお、6週間というリミットを厳守するために、進捗管理は毎週末、私が責任をもって実施し(具体的には、その時点での作品をご提出いただきます)、それをもってスケジュールの見通しを確認、必要があれば人員の再アサインを行います。
ご指摘いただいた点はまったく正しいことですし、聴く方のためには少しでもクオリティの高いものを提供すべきである、というご意見には私も異論はございません。ですが、最初は誰でも初心者であること、その初心者が成長していくためには、個々人のスキルを把握しつつ、互助努力により互いを師として成長していくことが有効であると考え、今回は上記のような方針にてすすめさせていただきます。
■企画者の編集経験
正直に申し上げまして、私は素人です。
編集者として参加した企画もこれまでありませんので、もっぱら今回の企画のための練習として、5~10分程度の試作品を3つ完成させているのみです。
また、ボイスドラマの企画をするのもはじめてです。
ですから、実現可能性、完成についてご心配を抱かれるのも当然のことと思います。
唯一私が技術をお約束できますのは、シナリオと工程管理部門です。
当企画の編集作業では、スケジュール実現のためにも、私が関わる部分が多くなることを想定しております。したがいまして、ご指摘のとおり、経験ある編集者様のお力をお借りできない場合、正直、編集のクオリティはけして期待できるものにはならないとお考えください。
こちらも長くなり、大変申し訳ございません。
ご質問、疑問におこたえできていれば良いのですが……
最後に、当企画運営における優先順位を明記させていただきます。
①完成
②スタッフの技術向上
③クオリティ
クリエイティブな活動において、完成させることは成長へのもっとも重要なステップであるとの考えから、完成を第一の優先事項とさせていただいております。
-------------------------------------------------------------------------------------------
えー、長くなりました、ごめんなさい。
まとめると、「殺戮の国のアリス」の目的は、効率が悪くても、最終的なクオリティに不満が残っても、とにかくスタッフが試行錯誤しながら完成・公開することです。
とにかく、完成させること。
技術的に拙い部分や失敗や心残りがあれば、それも結果として受け止め、反省して次に生かすこと。
この企画で試行錯誤した経験が、今後の皆さんの活動に役立てられれば、この企画には大きな意味があったと胸を張って言える、と私は考えています。
これは、私がものづくりの仕事をしているからとくに思うことなのかもしれませんが、納期に間に合わせることはとても大切です。
時間をかければ、たしかにクオリティは上がるかもしれません。
けれど、クオリティの追求はあまりに際限がないのです。
妥協はけして悪いことではないと思います。
制限時間内で精一杯取り組む。力をいれてこだわり抜く部分があることは大切ですが、妥協してでも完成させるバランス感覚はとても大切です。
たとえば、今回の企画はアクションシーンが多く、様々なSEが必要になります。
SE探しはとても大変で、本当にしっくりくる音にはなかなかめぐり合えません。
時間も根気もいる作業です。
でも、ここはある程度妥協の必要な作業だと私は割り切っている部分があります。
演劇の経験があるからかもしれませんが、今回のドラマで私が一番こだわりたいのは、やはりCV様の声の演技そのものです。
ノイズがひどいものは処理し、音量を揃えてボイスを接続し、間を考えて声だけのドラマを作る。
私が編集を担当するときは、この声だけのドラマにもっとも力をいれるつもりです。
(ですから、リテイクはかなり細かいかもしれません……)
ここに注力するために、SEやBGMは多少妥協しても一通り揃えておきます。
探すのを後回しにはしません。先にやってしまわないと、結局時間が足りなくなるからです。
そして、ある程度、仮でもいいので完成させてから、あとは時間が許す限り優先順位の高い音から調整をいれていきます。
大切なのは、どんな時も優先順位を忘れないことだと思います。
妥協にはいろいろな理由があります。
時間がないから。
技術がないから。
予算がないから。
人が足りないから。
ないならないで仕方がありません。
あるものでなんとかするしかありません。
「ないからやめる」で完成しないことに比べたら、ありあわせでも完成させることの意味はずっと大きいというのが私の信念です。
最後までやらなかったら、何が本当に足りなかったのか、わからないままになってしまうと思います。
わからないままでは対策がたてられず、何も変わらないままです。
でも、失敗しても、最後までやりとげれば、次に何をすべきか見えてくるかもしれません。
ですが、これはあくまでも私の一個人の考え方です。
こんなの100%間違ってる! という意見の方だって、きっといるはずです。
ですがもしも、もしもちょっとでも感じるところがあったら、その方には是非この企画に一緒に取り組んでいただきたく思います。
たいていのものは、なければないで、代用するなりガマンするなり、方法はあります。
ただ、どうしても代用がきかない、なくては困るというものもあるのです。
それは「やる気」です。
精神論が嫌いなら「責任」と言い換えるのもアリでしょう。
理想とする形にならないことがわかっても、なんとかして完成にこぎつけることができるか。
飽きてきて、はじめの頃の情熱が薄れてきたとき、それでも投げ出さずにやり遂げられるか。
あいにく「やる気」と「責任」を証明する手段はありません。
だからこそ、何よりも大切なのかもしれません。
なんだかとても長いうえに、偉そうな話になってしまったかもしれません……
ご不快に感じる方がいらしたら、心からお詫びいたします。
では、失礼いたします。
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